ヴァンティアン号の披露宴、そしてお別れ・・・


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Posted by web_master on 2005/02/06 23:01:25:

    久々に、書き込みを致します。
    昨日、2/5は、私の師匠の奥様の御通夜式でした。
    芸能関係者、警察関係者など、たくさんの弔問者が訪れる中、滞りなく無事に終了いたしました。
    そこで、気付いたのですが、警察関係の方というのは、どことなく雰囲気が一般の方と違うなと思いました。(関係者には失礼かもしれませんが)やはり、その業界で、におい≠ニいうものがあるのかもしれません。我々、神楽師や芸人も独特のにおい≠ェあるのかも・・・。
    さて、本日は、本葬(告別式)の日。しかし、残念なことに、舞台あり、私は5代目(若師匠)の代理で舞台を勤めてまいりました。
    会場は、クルーズ船ヴァンティアン号≠ナの結婚披露パーティーでした。もし、私が代役を勤めなければ、舞台には穴を空けられないので、親の葬儀に出席することが出来なかった。よく、親方は、『舞台に勤めているものは、親の死に目にも会えない商売だ』とおっしゃっていますが、本当にその通りだと思います。
    私が思うに、舞台に携わる方に限らず、そのような環境でお仕事をされている方は、いらっしゃると思います。しかし、親とのお別れ以上に、現在与えられている仕事に責任感を持って、業務を遂行している熱血仕事人間≠ェ減っているように感じるのです。少し、視野を広めて、過去にいた熱血教師≠煌m実に減っていると感じるのは、私だけでしょうか。
    親や兄弟との別れも、もちろん大切だと思いますが、一番大切なのは、そこにある気持ち・・・。
    親や兄弟を大切に思う気持ちではないでしょうか?
    私は、少なくとも次世代を担う子供たちには、そのように教えて行きたいとそう考えています。
    さて、舞台は順調に終わり、約2時間の披露宴クルーズから帰りました。優雅で良いもんだなと思いながら、師匠のお宅に帰って参りました。
    もう、師匠はお帰りになっていました。道具を下ろし、おかみさんのお骨にお線香を焚き、合掌。
    おかみさん、ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。
    自分の自宅に帰宅したのは、16:00をまわっていたと思います。
    とても疲れた一日でした。
    久々に長い書き込みになりました。最後までお付き合い頂きありがとうございました。


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